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キキキ語録集 ２
作品の程度を、どこで高いと判断したか、
それは「マトモな人間が触れれば感動できる作品」だからだ。
自分一人で生きていれば、死を恐れたりするモノだが、
自分の背に他を背負う事で、その恐怖心が消える場合もある。
「見返りが、自分の命以上のモノ」
そう思っている人は強い。
僕は相手に、負けてくれと頼んでない。
僕は自分に、勝ってくれと頼んだんだ。
人の命を天秤にかける事はない。
一人が助からないのなら、みんな消えれば良い。
「熱くなる事」に哲学の真髄が秘められているとは、
哲学者のほとんどが気づいていないだろう。
なぜなら、哲学を研究しようという考えを持つ人には、
生活習慣上、それとは無縁の場合が多いからだ。
また、熱くなる人が哲学の道に入る、というのも数少ない話である。
感情と知恵の研ぎ澄んだ力、その二つの両立なしに哲学は無理だろう。
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